Tokyo DTM Connection

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スキルを高めるには発表することが最も効率的

こんばんは、DJ TAKI-SHITです。


DTMに関する作曲やアレンジの事をメインにこのBLOGも書いてますが、

実は名前の枕詞のとおり、私、DJ歴の方がかなり長いです。

それこそもうそろそろ20年くらいになりますかねぇ。



現代のDJプレイはSERATO SCRATCH LIVEが普及したことで、

コンピュータを使ってDJをするというのが

お手軽で一般的になりました。


昔はDJをやるとなると、まずDJセットを買わなければならない

(全部で15万~20万くらい)、そして玉となるアナログレコードも

たくさん買わなければならない、ということでかなりハードル

高かったです。


しかもレコードはあればあるほどよいので、必然的に手持ちのお金は

全てレコードに変わっていくという事になり、昔のDJはみんなお金を

持っていなかったですねー。


僕も毎月5万円くらいはレコードに突っ込んで時期がありました(苦笑)


CD-Jが出てきた時には、クラブでCDでかけてるDJをみると

ダサいとみられる時代もありました(今はそんなこと全くないですが)


音楽を聴くのがデータであるというのが当たり前になった2010年代の

今、DJをやるには、自宅であればPCとDJコントローラーと

音を出すスピーカーさえあれば、もはや誰でもDJですね。



今時DJプレイは、クラブだけで行われているものではなく

例えば知人、友人が集まるホームパーティー、結婚式の二次会、

今の時期であれば、海のビーチで小音量でやるなど、

用途は様々ですしね。




ただ最近はまたアナログ回帰的な流れもあり、あえてアナログのみで

プレイをされるDJの方々もいらっしゃたりして、それはそれで

とても素晴らしいと思っています。


やはりアナログにしか出せない、独特の音の丸み感や

温かみ感はありますからね。


高いレコードは○万円とかするのもありますから、

それをデータ化してPCからかけると、ちゃんと実物を

針を通してかけるのとは重みやまったく違いますしね。


なんというか、かけてるDJの念のようなものが

伝わる瞬間というのがある気がします。



そもそも僕がなぜDJを始めたのかと言えば、

知人の先輩が大学の学祭でクラブをやるから

回して見ないか?というお誘いを受けたことからでした。


高校生の時からレコードは買っていたし、DJ自体に興味はあったけど

人前でやるというのは全く考えていませんでした。


そういうきっかけをもらうと、やる気になるのが人間ですね。


スケジュールを逆算していくと、その時点でド素人でまったく

経験値がなくても人前でやるのが決まるとなると、

やはり真剣に取り組むことができますね。



DJにしても、バンドにしても弾き語りにしても、

効率的に上手になろうと思ったら

コミュニケーションの一方法としてとらえて、

誰か人に見てもらう、聴いてもらう、つまり発表する

という事を前提にそこを目標に練習をしていくのが

最もスキルを高めるのに効率的です。



ということで、

今からDJを始めたい!と思っていらっしゃる方は

始める理由となるココの部分を、DJ機材をそろえる

前に決めてしまうのがベストです。