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ダイアトニックコードを習得しよう

こんばんは、DJ TAKI-SHITです。

今日は作曲、アレンジ、トラックメイキング、など制作をやっていくのに

必ずどこかで覚えておかなければならない、ダイアトニックコードについて

書いておきたいと思います。

以前、コードの成り立ちについて、記事を書いたことがありました。

コードって理解できていますか。1~4

http://ameblo.jp/taki-shit/entry-11574038806.html

http://ameblo.jp/taki-shit/entry-11579771499.html

http://ameblo.jp/taki-shit/entry-11582589844.html

http://ameblo.jp/taki-shit/entry-11587379497.html

和音としてのコードのしくみを書きました。

で、ダイアトニックコードですが、

簡単にいうと、

ドレミファソラシドという音階をそれぞれコードで鳴らすことをいいます。

つまり キーがCの場合

C – D – E- F – G – A – B がドレミファソラシドですね。

これをダイアトニックコードにすると

C – Dm – Em- F – G – Am – Bm(-5)

になります。

 

そして、この7つは次のように考えることができます。

C – Dm – Em- F – G – Am – Bm(♭5)

Ⅰ- Ⅱm – Ⅲm – Ⅳ – Ⅴ – Ⅵm – Ⅶm(♭5)

 

基本的な概念なのですが、世の中にあるほとんどの音楽は、

このダイアトニックコードに当てはめることによってそれぞれの

コードが動いていく時、どのような役割を担っているかを

分析して考察する事ができます。

 

この7個の中で、役割的に大事な3つがあります。

それぞれに名前がついています。

まず Ⅰの C を[トニック]と言います。

そして、ⅤのGを [ドミナント]、

さらに ⅣのFを [サブドミナント] という名前がついてます。

 

鍵盤で実際に鳴らしてみるとわかるのですが、

ⅠのC(トニック)を鳴らしてみて、次にⅣ(サブドミナント)の

Fを鳴らしてみるとなんとなくⅤ(ドミナント)のGに行きたくなって、

やっぱり最後はⅠのC(トニック)に戻りたくなるという雰囲気、音の響きが

わかると思います。

これが不思議なことに、じゃあGから始めて、Fに行って 途中Cに行って

最後は、Gにまた戻ってみようと頭で考えて、実際にやったとしても、

コードの響きがそうさせてくれないのがわかると思います。

 

大事な事なので、再度書きますが、世の中にある曲は

このダイアトニックコードに当てはめることで割と自然に

分析ができるようになります。

私自身もコードの概念がわからない時、

「何故そうなるのか???う~ん。。。」と頭を悩ませていた時が

ありましたが、このダイアトニックコードの考え方がわかると

制作もある程度システマティックにスムーズに作れるようになります。

 

超基礎ですが、まずはこの三つ

[トニック],[ドミナント],[サブドミナント]

が大事であるということを

覚えておきましょう。