ループの中にメロディーは2つまで
今日は歌モノ楽曲のアレンジを考えていく時に、覚えておくべきノウハウを書いていきたいと思います。
結論からいうと、例えばその楽曲のAメロが、あるコード進行のループで構成されている場合、そのループの中で主となるメロディーは二つまでにしておくのがアレンジ上、ベターであるということです。
歌モノ楽曲は当然ですが、主役は歌のメロディーですね。
ということはそれ以外のものは、全て脇役なワケです。
つまり主となるメロディーは2個までですから、主役となる歌のメロディーともう一個は重要な脇役としてのメロディーを作るということです。
主役のメロディーを引き立てる、でもこっちもなかなかいい味を出しながら主役に沿うようなメロディーをバッキングの楽器で奏でていくということです。
ピアノでもエレピでもギターでもなんでもよいです。
主役であるメロディーに寄り添うようなメロディーをもうひとつ考えて、アレンジしていくと良いです。
この時ループの中に、ちょっととしたフィルになるようなギターのリフはなどは、あっても大丈夫です。
2小節から4小節の中で完結しているようなメロディーは、歌以外では一個だけにしておきましょうということです。
私自身、アレンジはなるべく音数は少ない方がすっきりしていて良いと思っています。
この感覚を意識することで、他にどこに音を配置したらよいのかもわかってきます。
是非意識してみてください。