Tokyo DTM Connection

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録音した音が割れてしまったら

曲を制作していく中で、ボーカルを録音する作業というのが必ず出てくると思います。

このボーカルを録音する際に、気を付けるべきことで最も大事なことは歪ませないことです。

その他セッティングなど、細かいことを言えばキリがありませんが、マイクの音を拾う箇所とそこにあてる録音対象の方向さえ間違っていなければ、ふつうに録れます。

ですので、ビギナーの方は、まず音が割れないように録音することを心掛けましょう。

ポイントとしては、レベルを低く設定して録音することです。

よくRECレベルのギリギリまで上げてそれが最適だと考えて録音する方がいますが、レベルは低くても割れていない方が全然よいです。

レベルは後から行うトラックダウンでなんとでもなります。

ではもし録音後チェックしていて、音が割れてる、と気付いてしまったら。

1.歌い手さんがまだブースにいるのであれば、録音をやり直しましょう。これが最も良いです。

2.撮り直しできない状況であれば、割れてる箇所が入っているオーディオデータの部分を拡大して、ご使用のDAWの編集ツールの鉛筆で、割れてる部分の波形をレベルを下げるなりして書き直してしまいましょう。

編集後、聴いて問題ないと感じればOKです。

3.たくさんのテイクを録音していてまだ消していないのであれば、そこからエディットして、引っ張ってきてコピペしてしまいましょう。

実は私の場合は、ボーカル素材を編集する時はこの方法が最も多いです。正直、作業が終わったものを取り直すのはあまり好きじゃないからです(笑)

以上のような対処の方法で音割れなどクリップノイズが乗ってる時などは、対処するとよいでしょう。参考にされてみてください。