テンプレートを作っておこう
前回「仕事が早い人が得をする」という記事を書きました。
今回はそのテーマに関連することを書いてみたいと思います。
楽曲を作ってくださいと言われたときに、なるべく早くというリクエストがあったとします。
この時に全くの0ベースから、コードの進行を考えたり、ドラムの音色を一個一個選んでいってるとしたら、それはすごく手間と時間がかかります。
ですので、パッとすぐに取り掛かれたり、そこから派生して連想できるようなテンプレートを作っておきましょう。
仕事のスピードを速めるために、作っておいた方が良いテンプレートは使っているシーケンスソフトの環境設定。
画面のどこに何があって、サンプリングレートが48khzの24bitで、MIDI、オーディオ、AUXのトラックがあらかじめ何個ずつ作ってあって、よく使うソフトがすでに立ち上がっている状態が、新規でファイルを作った時の設定になっているテンプレートのことです。
後はショートカットキーを自分の好きなようにカスタマイズしておくというのも有効です。
さらにデフォルトで立ち上がったソフトも、よく使う音色を自分なりのライブラリーからアサインされた状態であれば、もっと時間を節約することができます。
また自分の好きなコード進行もパターン化しておくとよいです。
こういったテンプレートを時間のあるときに作っておくと、受注したときに、より早く第一段階のデモを先方に聞いてもらうことができます。
こういった作業は手間と時間がかかりますが、重要なことは、時間を割いてでもやった方がよいです。