Tokyo DTM Connection

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トレンドをつかもう

音楽をビジネスとして自分の作った作品をなんらかの業者に買ってもらう為には

買い手がどういう曲を欲しがっているのかを、知っている必要があります。

これは音楽業界に限らず、ビジネス全般に言えることであると思いますが、

まずみんなが何を欲しがっているのかを調べるべきということですね。

例えば、とあるレコード会社のあるアーティスト担当者のディレクターが、

今度の新曲は、ドラムのビートが4つ打ちで、デビットゲッタが使っているような、

ビリビリ系のパッドシンセがビシビシ鳴ってるようなトラックでシャウト系の

歌メロの曲欲しいな、と思っているときに、

そのディレクターさんに私の曲是非使ってください!とmp3をメールで添付して送ったところ、、、

自分が作った曲が LMFAOのようなバカっぽい(良い意味で)ラップパーティーソングだったら、

見事にスルーですね。

よっぽど突飛なプロジェクトでもない限り、

だいたいどこレコードメーカーも同じような曲を欲しがっています。

というのは、レコード会社の人たちも常に日本のマーケットを注視しているからです。

今、どういう曲調で、どんな内容の歌詞の曲が売れているのか、それがわかる場所。

ズバリ、ランキングですね。

最もわかりやすいところだと、オリコンです。他には、カウントダウンTVや、

JAPAN カウントダウン、CS放送のランキングなどなど。リサーチできるところはたくさんあります。

アナログ的なところだと、町鳴り。街中を歩いていて耳にする曲などを注意して聴いてみるなど。

ニーズのある曲を制作して、然るべきところにアプローチしていけば、自分の作品が

売り物になる確率は高いでしょう。