Tokyo DTM Connection

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ベタで行こう!

こんばんは、DJ TAKI-SHITです。


曲作りを始める時にアイデアが

浮かばない時ってどうしてますか?


私の場合、コンペに出す曲を提出する時や、受注して、

何か特別なクライアントのリクエストがない限り、


なるべくベタなニュアンスの曲を作ってプレゼンしたり

提出することがほとんどです。


というのは、よほどニッチなジャンルで

ない限り、一聴して変わったニュアンスを含む曲というのは、

さほど、好まれないない傾向にあるからです。

(発注者の意図に沿うことが大前提ですが…)




アリがちなのが、これからの人ほど、

クリエイター魂が燃えてしまって、オリジナリティーを

出さなきゃいけないんだと気負いしすぎて

キテレツな曲を作ってしまうパターンというのが

往々にしてあると思います。


これは結構、私の場合大事にしていることなんですが

ベタでいいんですよ。


何か難しい事や変わったことをする必要はそんなにないです。



どのジャンルにしてもコードの進行や

そのジャンルの定番的な事というのは、

ある程度パターンが決まっていますから、


なるべくそのジャンルの傾向やパターンを使って、

曲を作っていくのが基礎体力アップにも

繋がりますし、それがベターだと思います。


同じコードの進行を使って、音色で違うニュアンスを出す

スキルアップにもなります。



何かニッチなジャンルに特化したスタンスで行く場合は、

もちろんそのジャンルのリスナーが好きな部分をわかった上で

特化してスキルを高めていくのが良いと思います。


初対面の人に話すとき、いきなりこっちしか知らない

マニアックの音楽の話や、政治経済の話をするのではなく

[こんにちは、良い天気ですね] と入った方が良いように(笑)


気になるあのコをデートに誘う時に

[俺の好きなHIP HOPのクラブ行かない?]ではなく

[ご飯を食べに行きませんか?]と誘った方が良いように(笑)


ベタな感じで良いと思います。


これからの人ほどベタな曲作りを心掛けましょう。