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ボーカル録音時にコンプはかけるべきなのか

宅録に慣れてくると録音時にボーカルにコンプレッサーをかけるべきか否かで、悩みが出てくると思います。

プロの現場では、まあほぼほぼ録音時にうっすらコンプをかけて、ミックス(トラックダウン)時にまたコンプをかけることが多いです。

まあそれだけミックスの時のバランスでボーカルパートというのは、最も際立たせたいからですね。

録音時にコンプをかけて録音するメリットは、

1.歌い手さんが聞くモニタリングした音が、前に出るので、歌い易い(気分が乗り易い)

2.オーディオデータの波形のつぶがそろうので、後からミックスし易い

などの利点がありますね。

ただかけるコンプを品質の良くないものを使うと録った音の抜けが悪くなってしまう場合もあります。

であれば、しっくりくるコンプがそろうまでは、コンプのかけ録りをしないというのも全然ありです。

ボーカルを録音する時に必ず必要という訳ではありません。

コンプなしで録音すると歌い手さんのスキルも上がりますしね。

もし使う場合では、かけすぎないように気を付けましょう。