マスタリングって? 2
前回はマスタリングってなんぞやってこと書いてみました。
じゃあ何を使ってやればよいのかという事ですね。
普通にちゃんとしたマスタリングスタジオ であれば、アウトボードの機材でEQやコンプをかましてつまみをガチャガチャ動かしながら、粒を揃えていきながら、帯域のトリートメントをしたり厚みを出したりしていきますが、
最近ではほとんど、PC内部完結が多いように思います。
僕らのような宅録作家で最も使いやすくて、ずっとスタンダードなのはイスラエルのwaves社のLシリーズでしょうね。
昔、このLシリーズの最初のL1というのがリリースされた時、インターフェイスが超シンプルでパラメーターを上げ下げするだけで、手っ取り早く2mixがかなりガッツが出るということでエンジニアさんの間で大流行しました。
でL2ときて、今はL3 LLまでありますね。
http://www.waves.com/content.aspx?id=3371
それと、ちょっと前だと、IK MULTIMEDIA のT-RackSなんかも多いですね。なんとなくROCK系に多いような。私はちなみにあまり好きじゃなかったです。
現在ヴァージョン3ですね。
http://www.e-frontier.co.jp/product/ik/products/t-racks/features.html
後は、STEINBERGのWAVE LABシリーズですね。
これはもうすぐヴァージョン8がリリースされますね
http://japan.steinberg.net/?id=3503
最近だと、iZotopeのOzone 5が良いらしいですね。
http://www.tacsystem.com/products/izotope/000945.php
私は未使用なので、何とも言えませんが、インターフェイスは、黒ベースでCUBASE 7との相性も良さそう。
ちなみ私はバジェットによりますが、マスタリングは基本的にお願いしてます。
何度も言いますが、やはり餅は餅屋です。全てを自分でやろうというのもなかなか立派ですが、弱いと思ってるところは、人にお願いした方が絶対に良いです。
目的は全部 俺一人で全部やった、すげーだろ!ではなく、なるべくクオリティーの高い音源にすることですからね。その為にコストがかけれるのであればかけた方が良いです。
最近だと、オンラインマスタリングでデータを送ってやってもらえるところは本当に増えましたね。
1曲 2,3千円でやってくれるとこもありますが、きちんと評判や誰がどのようにやってくれるのかを分かったうえでお願いするのがベターでしょう。安かろう悪かろうでは、ダメですからね。
コストを抑えたい、自分でやらなければならないという時は、wavesのLシリーズをかましましょう。とりあえずガッツは出ます。かけすぎるとつぶれてビリッとしてしますので適度にかけると良いですね。
なんどもなんどもトライ&エラーして、耳が鍛えられてスキルが上がっていくでしょう。