曲がいつまでたっても完成しない理由
今の音楽制作の環境はプロもアマもほとんど変わらないです。みんな同じようなDTMを使って制作を行っています。
DTMはデスクトップミュージックの略で、主にcubase,protools,logicなどのシーケンサーから録音、トラックダウンまですべてパソコン1台で完結することができる時代です。
いろんなソフトがありますが、まあほぼほぼみんな同じことができるので、ソフトは好みで選ぶと良いでしょう。
DTMでは、何回でもやり直しができるし、どれだけの量でも録音できる。一個前の工程に戻るとかだけでなく、10個くらいまえに行った工程までさかのぼることもできます。
しかし何回でもやり直しが効くというからといって、ボーカルやギターを録っていて、もう何回録ったか忘れたくらいとったけど、まだ気に入らないなんてことがあったりしませんか。
で、結局のところ良いテイクが録れないから、いつまでもたっても曲が完成しない。気が付いたら作りはじめからもう半年経ってる。。。
DTM(DAW)はテクノロジーの力で何度でもやり直しができる本当に便利なものですが、
大事なのは音楽家として、作品をどんどん作っていって世の中にアピールしたり、ビジネスとして売ったりすることです。
こういうことは特に初心者にありがちです。
一つ一つの工程が気になるのはわかりますが、完璧を目指すのではなく最初は50%から60%の出来栄えであれば、良しとして次の工程にどんどん進んでいきましょう。
最初から誰もが納得するすごく良いのを作るのは不可能です。
完成度70%くらいのクオリティーで完成として、外部にアピールして行ってどんどん次に取り掛かっていった方が、結果的にスキルアップの近道です。