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曲が良いから売れるのか?

こんばんは、DJ TAKI-SHITです。


曲が良いから売れるのか?

音楽をビジネスにしていく上で、デビューを夢見るミュージシャンであれば

誰もが考える命題です。


これに関しての僕の意見は、もちろん良い曲が売れる可能性は高いですが

ずばり曲が悪くても売れるという事だと思います。


つまり音楽にしても何にしても、宣伝したり拡散したり話題性などの

力によって売れていくものなのです。


僕が若い頃、ライバルのDJがちょっと大きめのクラブで回すようになったり、

同じ時期に始めたライバルのグループの曲が、ラジオでかかったりとか

レコード会社の人と接触した、なんていう噂を聞くと、


いや、あいつ(ら)よりも全然良い曲、俺の方が作れてるしDJも上手いよ

と自分の中で常に思っていました。


客観的にみてどっちがクオリティーが高かったという判断は

わかりませんが(笑)、ライバルやライバルグループの方が

やってる活動の進捗状況が自分よりも先を行っているのは明らかでした。


では、なぜ先を越されるのか。


彼(ら)は売ってくれる、拡散してくれる、宣伝してくれる、ビジネスにしてくれる

人たちとのリレーションが重要であるということが、分っていたからです。



この人凄い良いセンスしてるなあ、と嫉妬するくらいの才能を

持った人っていたりしませんか。 でも埋もれちゃっている。


いづれ誰かが気付いてくれるだろう、敏腕プロデューサーの目に留まるだろう

と思うかもしれません。


しかしそういう方々には、常に良い情報や数々の売り込みがあるので、

わざわざ探しに来ることはありません。


やっと目に留まった時には、もうその人のセンスは旬じゃないかもしれません。


客観的にみて良い曲作れてるなあとか、本当に俺ってセンス良いなと思ってる方は

是非、関係者へのアプローチや営業をかけてみることをおススメします。


このミュージシャンとしてのポジションなどを、客観的にみれるかどうかというのが

非常に大事だと思います。


どうしてもクリエイターや、シンガー、パフォーマーは自分に対して内向きに

なってしまう傾向にありますからね。


大事なのは、やはり他人にはどうみえてるのかということですね。