著作権は最大6%
こんばんは、DJ TAKI-SHITです。
音楽業界で著作権と言ったら、まあ主に作詞、作曲の権利ということですね。
絶対的に確保されている著作家の権利です。
この作詞、作曲の権利のパーセントっていくつか知っていますか?
最大6%なんです。 意外に少ないですね。
さらになおかつ、業界では大概の場合、楽曲の管理として出版社が入ってきますので
作詞家、作曲家、音楽出版社の三社でその6%を分配することになるワケです。
しかも作家陣によほど政治力などがない限りは出版社がまず半分の3%を確保します。
ということで、残りの3%を作詞家と作曲家で分配するということですね。
関連記事として
編曲家(アレンジャー,トラックメーカー)は作曲家ではないのか
→http://ameblo.jp/taki-shit/entry-11520016476.html
という記事を書きましたが、
誰が作曲した、誰が作詞したという取り決めは、実は結構あいまいで
1曲1曲ごとに誰かが厳密に審査しているということはありません。
関わった人たちで相談して決める、そんなレベルです。
ですので力のあるプロデューサーさんが、名もなき作家に書いてもらいながらも
著作権はちゃっかり自分名義なんていうのも割と珍しくありません。
結構制作メインでクリエイティブワークスばかりやっていると
こういった著作権の分配など、知っているかどうかのところで
収益の食い違いが発生してしまうかもしれません。
これから業界を志す方は、この辺りもしっかり知識として
勉強しておくことをおススメ致します。
[追伸]
次回、全ての楽器プレイヤー(ギター、ドラム、DJ、ベース、ピアノなどなど)に
関する、知ってるか知っていないかで、大きく金銭的な違いを生む著作隣接権に関する
記事をメルマガ限定で書いてみたいと思います。
興味がある方は、画面左横にあります、メルマガ登録より
ご登録して頂ければと思います。