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音楽業界に作家として新規参入する方法

こんばんは、DJ TAKI-SHITです。


作曲家やアレンジャー、サウンドプロデューサーを志したいのであれば、

駆け出しの頃、特に業界に入りたての頃は、クライアントの融通に応えられる

かなりの柔軟さを武器に仕事をしていくことをおススメします。


音楽業界は、実は外の世界からあまり透明化されていない

結構なクローズトな村社会です。


よく同業者と話をしていると、「本当に広そうで狭い世界だよね」と。


つまり昔ながらのつきあいや、予定調和のようなものが、根強く

通例として多々あり、新参者が入っていくには、結構敷居の高い世界でも

あります。


コンペなども年がら年中リリースの数があるほど、行われていますが、

よほど鳴り物入りの新人でない限りは、なかなか担当ディレクターの

耳に入る可能性は高くはないでしょう。


そんな時にどうやって攻めていくべきか。


一つの方法は、ひたすらコンペに出す。

聴かれないのをわかっていながらも、とにかく出す。

あ、またこの人の曲だと、覚えてもらうまでしつこく送る。

そのうちに決まるのを狙うというスタンスですね。


もう一つは、便利屋さんになるということ。


例えば、忙しい作曲家には時間が少なすぎて振れないような案件を

明日までに仕上げてくれる?というような無茶ぶり仕事を

喜んで受けるとか。


得意なジャンルは、クラブ系のサウンドなのに、バンドものも無理して受けるとか

専門外の事もやってしまうということ。


ただ便利屋さんでいるのは、なるべく短期間にした方が良いです。


そこはステップして割り切って行っていって、徐々に~ジャンルの専門作家

というスタンスにして、業界のポジションをどうとるかを考えていくと良いです。


ゆくゆくは得意なもの、強みを生かしたスタンスでやるべきです。

餅は餅屋の理論ですね。


そのあたりはブレないように気に留めておきましょう。



どちらにしてもなかなか骨が折れるスタンスですが、新規参入の難易度が

高い業界へのアプローチは、タフなメンタリティーというものは

必須ですね。


頑張っていきましょう。