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クライアントさんとスムーズに仕事を進めるコツ

こんばんは、DJ TAKI-SHITです。

作曲家として、初めてクライアントから発注が来た!嬉しい瞬間ですね。

今日はクライアントさんとスムーズに仕事の流れを作るコツについて書いてみたいと思います。

今更ながらですが、仕事という形式上、自分自身の好きな事を全て楽曲に詰め込むのは、NGです。

大事な事ですが、発注してくれたクライアントのニーズがなんなのかを自分なりにくみ取って、適切なレスポンスをしていく必要があります。

当然ながら、最初の提出でokということはほぼありません。

何度も何度も「ここをもうちょっとこんな感じに」とか「うーん、イントロもっとパンチ欲しいね~」なんていうやりとりをするのが通例です。

もし一回目の提出曲が良かったとしてもクライアントにしたら、心情として「結構良い感じだけど対価を払う以上、ある程度キャッチボールしないと仕事してる感じしないなぁ」的な感情になる人は結構いると思います。

ということで、一回目のダメ出しはされるものとしてとらえましょう。

なので、コツとしては、1曲発注に対して、1曲のみ提出するのは、NGと考えましょう。

1曲発注に対して完成度が40~50%くらいのパターンが異なるラフデモ曲を3,4曲提出しましょう。

つまり一回目の提出で方向性を決めてしまうのです。そこで、方向性を決めるというプロセスを踏んでおくことで、一からやり直しを求めれるとか、頂上が見えてきた時に大きく方向転換ということは避けられます。

音楽だけに関わらず、クリエイティブワーク全般に共通する考え方だと思います。

初めて作曲のお仕事を頂いた時など、参考にされてみてください。

今日の1曲

先日ミスターソウルマン、ボビーウーマックが逝去されました。ご冥福をお祈りします。

追悼を込めて、昔から夏になると必ず聴くこちらの1曲を。

Bobby Womack – Daylight