Tokyo DTM Connection

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DTMにグラフィックボードは必要?

こんばんは、KOJI obaです。

今回は少しマニアックな話かもしれません、、。
ぼくはwavesのプラグインをよく使うのですが、一つのプロジェクトで何十個も挿すと表示がバグる(真っ白になる)ことがあります。今まではフリーズしたりして軽くしてきたのですが、さすがにめんどくさくなってきたので、思い切ってグラフィックボードを買うことにしました。とは言っても1万円くらいの安いモデルですが。

しかしゲームや3DCGをやるわけではないし、今までグラフィックボードを買ったことが無くずっとオンボード(マザーボードに備え付け)の出力を使ってきたので、どのくらいの性能のものがちょうどいいのか分かりませんでした。

DTMには基本的にあまりグラフィック性能は必要とされません。しかしプラグインもソフトウェアですから、ピークやメーターをリアルタイムに表示したり、グラフィカルな処理は当然行っています。特にwavesのプラグインの中にはグラフィック的に比較的重いものがあるようで、ぼくの場合はAPIやシグネイチャーシリーズのいくつかが特に表示のバグが起こる頻度が高かったです。

逆にRシリーズは軽いようで、APIは真っ白になるけどR-compは大丈夫、みたいなこともありました。そういう意味でもRシリーズって素晴らしい!!

そういえば割と最近追加されたBig Vutch Vocalsも、見るからにすごくグラフィックが重たそうですよね、、、。

スクリーンショット 2015-07-23 10.07.08

さて、こういった症状が結局改善されたのかというと、ばっちり改善されました!今のところいくつ挿しても表示のエラーは起こりません。参考までにスペックを書いておきます。

CPU: intel Core i7-4770 3.4GHz (Haswell)
メモリ: 32GB
OS: Windows 7 Professional 64bit
DAW: Cubase 7.5.40 64bit
waves: Mercury 9.2.18
追加したグラフィックボード: AMD Radeon R7 240 (メモリ2GB)

Radeon R7 240はグラフィックボード的には全然安い部類なのですが、今までのCPU(Haswell)のグラフィック→HD4600よりは性能が上ということになりますね。GPU(グラフィック処理専用のCPU)や専用のメモリも積んでいるので、当然といえば当然かもしれませんが。
同じような症状でお困りの方は、参考にしてみてください。(でも相性問題とかもあるかもしれませんので、よく調べて&自己責任で^^)