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高クオリティーの曲を量産していく為には

こんばんは、DJ TAKI-SHITです。

音楽を作って、第三者に買ってもらうという

作曲家としてのビジネス行為をどのくらい

パターンがあるかを考えてみました。

・アーティストの楽曲を作ってレコード会社に買ってもらう。

・CM(WEB、テレビなど)の音楽を作って制作会社に買ってもらう。

・劇伴(ドラマ、映画など)、ゲーム音楽を作って、制作会社に買ってもらう。

・自らがアーティストとして、作品を知人、友人、ファンの人に直接買ってもらう。

 

などなど、もっとたくさんあると思いますが,

パッと思いつくところで、プロの作曲家

といえばこんなところでしょうか。

 

プロである以上、納品時には、もちろん高い

クオリティーが求められます。

 

しかし高いクオリティーをキープしながら一人で

数多く生産していくのは、正直シンドイです。。

 

でも数をたくさん作っていかなければならない。

では、どうしたらよいのか。。

 

ズバリ

答えは、チームを作りましょう。ということです。

 

得意な分野が違っている人と組んだりすることで、

クリエイティブ作業ながらもある程度、システマチックに

こなしていくのです。

 

つまり自分自身がアレンジが得意であれば、アレンジが苦手な

メロディーメイカーとコンビを組む。

 

あるいは、作詞が得意だけど、メロディーはそんなにポンポン

思い浮かばない。。という人は、作曲が得意な人と、アレンジが得意な

人の3人で、チームを作る。

 

基本的にプロの作曲家は一曲入魂で作っていては

いけません。

 

とにかく数を生産して、各社に投げて

行かなければならないのです。

 

それに一人でやっているといつもテイストが似てたり

幅が狭くなっていってしまいます。

 

やはり人の力をどんどん借りるべきなのです。

チームとして、お互いのスキルにリスペクトが出来て

パワーバランスもそこそこで、上手く信頼関係が

作れていると、曲の出来上がるスピードが2倍、3倍にも

なります。

 

苦手なところで、頭をうんうんと悩ませる必要がなくなります。

ですので、作家活動に行き詰っていたり、頭打ちだと感じている

方は、とりあえずパートナー探しやチーム作りをしてみることを

おススメします。

 

いろいろな情報交換もできますしね。

ただ気を付けておかなかければならないことが一つあります。

それは条件面です。

 

つまりお金の事ですね。

 

デモを作っている段階では、信頼関係のみで

みんな動いていていざ使ってくれるところが

見つかったときにお金は発生します。

その時に分配をどうするのか。

 

報酬をそのまま数で割るのか。

 

それとも、作詞、作曲は印税がメインにして

アレンジは印税がないから、ギャラ少し多めとか。

(最近はアレンジにも作曲印税が入ることが多いですが。)

この部分を最初に決めておかないと

後々ややこしくなります。

 

お金の話はめんどくさいですけど、

これはビジネス上、非常に大事なことなので

先にしっかり決めておくのが吉と言えるでしょう。