音楽制作事業をやるならNYがおススメ
こんばんは、DJ TAKI-SHITです。
DTM機材の各メーカーのコストダウンとテクノロジーの進化によって
今、1曲つくるにもかなりコストを下げる事が可能になってきています。
下げようと思えば、とことん下げられます。
そこそこスペックの高いPC、オーディオインターフェイス、モニタスピーカー、
コンデンサマイク、DAWソフトが最低限必要なツール。
そしてトラック制作から録音のオペレーションやディレクション、アレンジ、ミックスまで
音楽制作にまつわるあらゆる作業がこなせるスキルの高いクリエイターがいたとします
(ミックスと録音は自宅)。
時間と労働力さえあれば、限りなくコスト0に近い状態で、1曲仕上げる事が可能でしょう。
ただ現実には、納期の問題があったり、そもそも体力的な問題、また精神的な問題に
よってクオリティーが左右される懸念もあります。
そこで通常は、作業を分散してそれぞれを専門とする人に外注として発注をしていくワケです。
作曲する人はAさんに。アレンジする人はBさんに。ミックスする人はCさんに。ギターはDさんに。という形です。
作業を外注するメリットは
・それぞれ専門分野なので、上手くまとめる力があれば全体のクオリティーが確実に上がる
・時間を有効に使うことができる(作業を代わりにやってもらえるので、自分は他の事ができる時間が増える)
デメリットは
・ある程度のバジェット(予算)がないと発注できない
・100%自分の思う仕上がりにはならない
何はともあれ先立つものですね。もちろん予算ありきです。ただこの辺りは、
人間関係の信頼に依るところで下げられたりもします。
また今度タダでやってあげるから、今回タダでやってよとお願いしてみたりとか、
交渉力が大きく関係してくるところでもあります。
人間力やコミュ力の力が大きいところですね。どこにも敵は作らないように心がけましょう。
それとお願いする分、他人の力を借りることになるので、100%自分の思い描くようには決してなりません。
お願いするなら、その人を良さをなるべく引き出すようにリクエストをするのが吉です。
やはりどうせつくるなら、やはりクオリティーの高い良いものを作っていきたいですよね。
音楽を作るにはお金がかかります。
最近、こんな記事を目にしました。
NYでの音楽制作に関わる費用が税額控除へ
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/26550/2
なんと、「ニューヨーク内で音楽を作ってくれれば、それで儲かったとしても税金を安くしてあげるよ」
というなんともハートウォーミングなハナシです。
スタジオや機材のレンタル料から、ホテル代、交通費など、音楽制作に
直接関係する費用が控除の対象になるようです。すごいですね、これ。
最大で35%も控除になる地域もあるそうな。
グローバリゼーションの流れは、これからもどんどん進んでいきます。
音楽作って一発当てたい人は、日本を飛び出して、いっそのことニューヨークに
移住してしまうのもありかもしれませんね。