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プリセット名から音を想像する

こんばんは、KOJI obaです。
Native InstrumentsのKOMPLETEに Guitar Rigというアンプシュミレータが入っています。 (単体でも売っています)
空の状態からコンポーネントを選んで音を作ることもあるのですが、 今回はプリセットの「名前」に注目してみます。

スクリーンショット 2015-03-16 06.04.05

例えば Style→Alternativeの中にある「Kurt in bloom」というプリセット。
名前からして、NirvanaのIn Bloomをイメージした音なのかな、と予想がつきますね。

Nirvana – In Bloom


このように、プリセットの名前にも曲名やアーティスト名を模したものがあり、
自分の知っている曲やバンド、アーティストに関連するワードがあれば
音もだいたいの予想が出来る場合が多いです。

もちろん使っているギターやベースも本人と違うし、
全く同じ音になるというわけではないですが、
曲を作っているときに「ここにこういう音色のギターが欲しい」
というイメージがある場合は、プリセット名と音がぱっとリンクするのは便利ですね。

他にもざっと見たかぎり、こんな感じのものがありました。

「Andy in a bottle」 → The Police – Message In A Bottle(ギタリストがAndy Summers)
「Black Sun Garden」 → Soundgarden – Black Hole Sun
「Pull my Theater」 → Dream Theater – Pull me under
「Lotta Love」 → Led Zeppelin – Whole Lotta Love
「Green Idiot」 → Green Day – American Idiot
「Prince in the Rain」 → Prince – Purple Rain
「Puppetmaster」 → Metalica – Master of Puppets
などなど、、、

これはGuitar Rigに限らず、
シンセにもこういう名前の付け方のプリセットもありますね。
みなさんも探してみましょう。

最後に宣伝を。
3/11に発売されたももいろクローバーZのシングル「青春賦」に、
作曲した楽曲「走れ! -Zver.-」が収録されています。

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「行くぜっ!怪盗少女」のカップリングとして、
この曲が初めてリリースされたのが2010年の5月。
5年近く経っても楽曲が愛されているのはとっても嬉しいことです。

編曲のmichitomoさんも言っているように、
原型はそのままに、”正常進化”版といえるすばらしい出来になっているので
是非聴いてみてください!