初心者だからこそおススメのサンプリングを使ったトラック制作
こんばんは、DJ TAKI-SHITです。
今日はこれからHIP HOPやR&Bをメインとしたトラックメイキングを始めたいという方に向けて書いていきたいと思います。
手法としては、大きく分けて2パターンあります。
一つはサンプリング主体で作っていく方法。
もう一つは音源などを使って、MIDIで打ち込みをしていく方法。
またサンプリングメインで作っていって、後からシンセで音を足していくという両方使っていくパターンもあります。
私の場合は、曲作りを始めた当初は、サンプリングのみでトラックを作っていました。
というか、楽譜も読めないし(今でも…)コードもわからないし、音楽理論て一体何?っていう状態だったので、その方法しかなかったのです。。
ちなみに過去にサンプリングに関して書いた記事は下記になります。
サンプリングはヒップホップだけじゃない
http://ameblo.jp/taki-shit/entry-11540753352.html
R&B トラック制作の王道パターン
http://ameblo.jp/taki-shit/entry-11531344513.html
今時は、EDMブームだったり、アップルのガレージバンドの普及により、打ち込みも非常に手軽にできる時代ですが、やはりコードの概念や、セオリーを知らないと、機材を持ってたとしても、宝の持ち腐れになっている方って結構多いのではないでしょうか。特にDJ出身の方々は。っていうか私自身がまったくもってそのタイプでした。。
ということで、初心者だからこそ、サンプリングでつくるトラックメイクを推薦したいと思います。
[メリット]
・ネタ一発でループを組めるので、お手軽。
・より本物感(US感)が出せる
・あえて大ネタ(わかり易いネタ)を使うことで、聞き手に対しかなりキャッチーにアプローチできる
[デメリット]
・サンプリングネタにキーを合わせないといけないので、柔軟性に乏しい。
・ネタを上手く選んでかっちりハマるようにしないと、手抜き感が出てしまう。
・著作権の問題がある
といったところでしょうか。
ちょっと分り易い一例を出すと、
邦楽で大ヒットした曲、ドラゴンアッシュの「GRERATFUL DAYS」という曲がありますね。
この曲のイントロはThe Smashing Pumpkins – Todayのイントロのギターリフをサンプリングしていますね。
こんな感じですね。
今時はシンセメインで打ち込みしていくがほとんどかと思いますが、サンプリングを使ったトラックが今のUSシーンでも、重鎮のDJ PREMIREを始め、カニエウェストや、PETE ROCKなどを筆頭に、アンダーグラウンドシーンでも根強く安定した人気がありますね。
最近、復帰したDIAMOND Dなんかも最新作では、やはりサンプリングメインのトラックがほとんどでした。
で、使っていく機材ですが、なんでも大丈夫です。
ざっくりし過ぎかもしれませんが、、定番のAKAI MPCシリーズを使ってネタを切り刻んで使っていってもいいですし、
Logic,cubase,pro toolsなどのDAWなどを使って、ソフトサンプラーに入れてMPCと同じように使って行っても良いです。
またDAWの場合であれば、オーディオをそのまま張り付けてタイムストレッチなどのプラグインを使って、テンポを合わせて、作っていくというスタイルもあります。
トラック作ってみたいけど、サンプリングか、打ち込み主体か迷っている方、どちらでもありですし、簡単に作れるサンプリングから入っていくと、取っ付き易いので、初心者の方にはおススメですよ。