Tokyo DTM Connection

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コードって理解できていますか。3

前回は、トライアドにおける3度のメジャー、マイナーの区別の仕方を

ルートから数えていくことで判断する方法を書きました。


http://ameblo.jp/taki-shit/entry-11579771499.html


今日はトライアド(ベーシックな三つのノートを押さえるコードの形)で

鍵盤でいうと、一番右側になる5度について書いてみたいと思います。



コードがCの場合



C(ド) : ルート(ベース音)

E(ミ) : 長3度

G(ソ) : 5度


となります。

ルートに対して、3度のようにメジャーマイナー(明るい暗い)という

特徴つけるような色合いが出ない、5度というのはルートに対して常に一定の関係であります。



5度というのは、メジャーでもマイナーでもない、完全5度という考え方でもあります。


またしばしば略されることもあります。


ルートから考えるとCの場合であれば、鍵盤の場合、常に7個目になります。


0個目:C : ルート(ベース)

1個目:C# 

2個目:D

3個目:D#

4個目:E ←長3度

5個目:F

6個目:F#

7個目:G ← ここが5度



では例えばコードBmの場合


0個目:B : ルート(ベース)

1個目:C

2個目:C#

3個目:D ←短3度

4個目: D#

5個目:E

6個目:F

7個目:F#← ここが5度


ルート(ベース)の音から上に数えて、7個目の音が5度になります。


5度は3度と比べて長短の区別がないので、割と理解し易いですね。


コードに対して嫌悪感がある人は、「うわ、完全って何?もうなんかややこしそうで嫌」

となる方がいらっしゃるかと思います。


わかります。僕もそうでした(苦笑) 長とか、短とか、完全とか何???


最初の頃は、本当に訳が分からず、長5度っていうのは何故存在しないか??


などとという、全くもって頭の中はカオス状態でした(笑)



でも、やってると次第にわかってきます。


コードになじみのない人はやはりすぐには理解できないと思います。


でも今わからなくても、なんとなく頭に入れておくことで、今後コードに関する他の知識が

頭に入ってきた時に、「あ、これこういうことだったのか!」と点と点が線になって繋がる時が

きます。



今わからなくてもかまいません。後々にわかるようになっていけば大丈夫です。