Tokyo DTM Connection

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自分の名前を露出していかないと生き残れない

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ご無沙汰しております、DJ TAKI-SHITです。久しぶりの配信となってしまいました。。突然ですがアナタは、作家、トラックメイカー、プロデューサーとしてご自身の名前の露出にこだわっていますか?

なぜこんなことを聞くのかというと、音楽を所有する時代から、共有する時代になった現在、アーティスト以外の表記は一切出なくなってしまったからです。

規模はどうであれ、メーカーとして1曲を制作しようと思ったら、たくさんの人が関わるワケです。詩は誰が書いたのか。作曲は誰がしたのか。アレンジは誰がしたのか。ミックスは誰がしたのか。マスタリングは誰がしたのか。ギター、ピアノ、ストリングスは誰が弾いているのか。

CDを代表とするパッケージの場合は、封入されている冊子やライナーノーツに詳細が書かれているので、熱心な音楽ファンでなくても、一回は開かれるチャンスがあります。しかし現在、リスナーはすでにCDを買ってくれません(特殊なアイドルやコミケ市場を除いて)。

ほとんどの人がYOUTUBEであったり、AWAであったり、LINE MUSICやAPPLE MUSICで音楽を聴くというスタンスになっているのです。
つまり音楽を所有する時代から、共有する時代になったのです。

そうなるとリスナーの多くが、聴いているアーティストの情報はスマホの画面でしか確認することができないわけです。CDのように冊子をみて、誰が曲を作っているのかなと、という行為まで及ばなくなってしまいます。
それがスタンダードになりつつあります。

これからは、作家、トラックメイカー、プロデューサーも積極的にどこのだれだれを露出していかなければなりません。具体的な方法策としては、youtube,soundcloudに作品をアップするなら、作家である自分名義で曲を発表していきましょう。シンガーさんとコラボであれば、feat.~~とか、with~~とか、など、ご自身の名前をガシガシ露出させていきましょう。

そうでないと、せっかく他の人ができない特殊なことをやっているのに、単なる地味で名前のない裏方さんで終わってしまう可能性があります。ここの部分は意識的に目立つように、ガツガツしていきましょう。そうでなければサバイブできない時代になろうとしています。