Tokyo DTM Connection

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同じようなメロディーばかりできてしまう時は

こんにちは DJ TAKI-SHITです。


初心者の頃は、とにかく数をこなさなくては!と一念発起して、ガツガツ多作に走る
ということもあるでしょう。

そうすると何曲かできた頃に、ある事に気がつくんですね。


メロディーがどれも似たり寄ったりになってしまう。。


誰もがこれに陥るんですね。


大体出てくるメロディーというのは、その人が14,5歳くらいから20代前半くらいまでに

聴いてきたもの、すなわち音楽として影響を受けてきた数々の曲たちの断片が頭の中で

整理されてできたものとして、言っていいと思います。



ちょっと前にサカナクションの山口さんも何かのインタビューで言っていましたが

10代から20代前半くらいまでに蓄積されたものが、その後音楽家人生で色濃く出ると。


まさにその通りであると思います。


結局、メロディーにしてもアレンジでフレーズを考えるとしても頭の中にあるものしか

出てこないわけです。


自分には才能があるんだ!と根拠のない自信を持って、いつかきっと奇跡の名曲ができる

はずさ!と思っていても、名曲と言われている曲のメロディーやコード進行などの

知識や、ひたすら聞き込んだなどということが、がなければ永遠に生まれるはずはないということです。



つまり知っていることが全てということです。



改めて、曲がマンネリ化してきたらどうするか。



全く興味がなかったジャンルの王道ソングや、良いと言われているのにスルーしてきた

楽曲を分析したり、注意深く聞いたり、コード鳴らして歌ってみたりしてみましょう。


自分の中にないものが入ってくるはずです。


要するにアウトプットしつくしたら、今度はインプットの時間を増やしていきましょうということですね。


参考にされてみてください。