Tokyo DTM Connection

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打ち込みで生っぽさを出すには

アレンジでなんとかドラムもベースもピアノも打ち込んで、ギターは友達に弾いてもらってあとボーカルも録音すれば、まあなんとか完成。

でも、どうもなんだか無機質な感じ。。やっぱコンピュータが演奏しているからかな、しょうがないな、とあきらめるのはまだ早いです。

なぜロボットが演奏しているかのように無機質に聞こえるのか。

それはMIDIのデータを打ち込みしていくときに、8分音符、16分音符などのMIDIデータを、シーケンスソフトのピアノロール画面で、(ドラムで言えば)キック、スネア、ハイハット、シンバルなどを全て頭ピッタリで打ち込みをしているからです。

MIDIのプログラミングで人間が演奏しているかのような生っぽさを出したい時は、MIDIのデータをズラして打ち込んで行きましょう。

ドラムであれば、1、2小節くらいのループを組んで、延々鳴らしながら少しずつスネアや、ハイハット、後ろにズラしたりしながら、耳で確かめながら作っていくと、最もオリジナリティーが出せて耳も鍛えられますが、

てっとり早く生っぽさ、いわゆるグルーブを出したい時は、シーケンサーのグルーブクオンタイズという機能を使いましょう。

CUBASE,LOGIC,DIGITAL PERFORMER, PRO TOOLSなど一般的なDAWには、ほぼ必ずグルーブクオンタイズ機能が付いています。

MIDIデータを選択して、~%でスウィングさせるなどという機能です。

最初はいろいろ試しながら、感覚をつかむといいでしょう。

慣れてくると、ドラムは66%のスウィングクオンタイズをかけるとハネて聞こえるな、とか自分なりの感覚がわかってきます。

いろいろ試してみて、自分なりのグルーブをつかんでください。

曲の制作は基本的にトライ&エラーの連続です。

頑張っていきましょう!