Tokyo DTM Connection

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繰り返す繰り返す繰り返す

こんばんは、KOJI obaです。

 

メロディを作るとき、皆さんはどういうことを考えて作りますか?

 

あるいは、「降りてきた!!」ってなっても、そこからどう曲に発展させていけばいいかわからない…

そんなお悩みを聞くことがあります。

 

今日は、そんなときに使えるコツを勝手にオススメしようと思います。

 

◆オススメその1

 「繰り返す!」

 

軽く言い放ちましたが、これは実は結構重要なことなんです。

音楽の構造において、繰り返すことは非常に重要です。

ポップスにおいては、1番2番…という構成も、大きな意味での繰り返しですね。

 

メロディに関しても、この方法は非常に有効です。

最大のメリットは、ズバリ「覚えやすくなる=耳に残りやすくなる」ということです。

 

例えばワンフレーズ、いけてるメロディが思い浮かんだとしたら、

それを繰り返してみるのもいいかもしれません。

 

しかし、何も考えずに繰り返しても、必ずしもいい結果を生むとは限りません。

それをどう繰り返すかを考えてみましょう。

 

 

そのフレーズの”何を繰り返す”のでしょうか?

 

 

例えば、あるメロディのかたち(モチーフと言ったりします)から、

リズムだけを抽出して、

音程を変えて同じリズムで繰り返す。

これも一つの繰り返しの形です。

 

何秒にも満たない瞬間ですが、

リズム的には同じ聴感で、

メロディを進めることができるのです。

これは非常に多くのヒット曲に使われている手法です。

 

 

◆オススメその2

 「繰り返さない!!」

 

さっそくなに言ってんだコイツ!と言いたくなると思いますが、これもとても重要なことなんです。

 

いくらなんでも、繰り返してばかりでは芸がありません。

(頑なに繰り返すことによって生まれる効果もありますが)

 

繰り返す時と同じく、”何を繰り返さないか”ということも、いろいろありますね。

 

例えば

 

・2回繰り返して、その後は違うモチーフに移行する

 

とか、

あるいはターゲットをコードにまで広げて、

 

・メロディは全くの繰り返しだが、うしろのコードだけを変える

 

など。

やり方はいろいろありますね。

 

 

今回は作曲段階のメロディラインを想定して書きましたが、

ボーカル曲の場合はもちろん歌詞の存在も非常に大きいですし、

アレンジ、サウンドがもたらす効果も大きなことは言うまでもありません。

 

 

この2つのコツ、皆さんも応用してみて下さい。