Tokyo DTM Connection

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初心者はどんなプラグイン・音源を買ったらいいのか

こんばんは、KOJI obaです。

2015-04-01 05.27.29

DTMを始めたころというのは、あまり知識もないし、どうやってサウンドのクオリティを上げていけばいいのか分からないことだらけです。

最近はさまざまなメーカーから多様なプラグインや音源が発売されています。
DAWですら、いろいろなメーカ、種類があります。
DAWについては講義や別の機会に譲るとして、今回はプラグインエフェクトや音源の選び方について。
まずは、
・今自分がどういう曲を作りたいのか。


そして
・自分の強みは何か。
・他の作曲家やトラックメイカーと勝負できる部分はどこか。

を考えてみましょう。

例えばずっとバンドでドラムをやっていて、DTMでもそのセンスやスキルを生かしたい、だとか、クラブでDJもやってたりしていて、最新のダンスミュージックの構造や踊らせることについての感性には自信がある、とか。

ぼくがアドバイスをするとしたら、まずは、自分が自信のある部分をより増幅させるような選択をするべきだ、ということです。

理由は2つあります。

1つ目は、
自分の個性をより突出させることで、初めて聴いてもらう人に対して、より強い印象を与えることができるからです。

例えば楽曲提供をするにしても、音楽関係者にお試しで音源を聴いてもらうにしても、まずは大雑把にでも、自分のことを「あ、この人はこういうのが得意なんだ」と思ってもらうことが大事です。そのわずかなとっかかりが、何か次の機会につながるかもしれません。

2つ目は、
得意なことだとどんどんアイデアが出るはずだし、デフォルトの音源などでは満足できなくなるはずだからです。
例えばDAWに備え付けのドラムで頑張って打ち込んでも、自分の思い描く生っぽさが出ない、、、生っぽくずらしたり、ベロシティもいじってるのに、、、。

そういう不満が沸くということは、ちゃんと自分の出したい「音」がイメージできているということですから、理想の音を実現するために、よりハイクオリティなドラム音源を楽器屋さんで試してみるのもいいと思います。自分の得意な分野なら、そのセンスも確かなはずだからです。

これはかなりDTM初期の話です。そうやって自分の音を作っていって、「じゃあ今の自分に足りない、弱いところはどこか」というふうに考えていけば、トータルでより強いクオリティが出せる選択が出来ると思います。

音源を買うときは、ネットでデモを聴いてみたり、可能であれば楽器屋さんで試してみるのがおすすめです。

あとは自分にとって使いやすいか、自分がやりたいこと、あるいはそれ以上のことが十分にできるか。
予算と用途を合わせてきちんと吟味したり、知り合いや店員さんに相談してみながら、選んでいきましょう。