Tokyo DTM Connection

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手っ取り早くジャジーなトラックを作りたいときは

こんばんは、DJ TAKI-SHITです。

先日、受講生さんから、「コードを打ち込んでのに簡単な方法はありませんか?」とご質問を頂きました。

コード理論に関しては、私も理解するのに、相当時間がかかりました。。

わかりそうで、わからない、あーこういうことね!と思っても、え?そうなの?う~んやっぱわからん。。。と、なかなか一筋縄でいかなかった覚えがあります。

なんとなくわかってるつもり=わかっていない と潔く認めることが大事です。
私もなんとなく判っているつもりが結構ありました。
それを打破する方法は、やはり根本的な基礎理論を学んでいく以外ありません。

それがめんどくさいんです。非常にめんどくさいんです。。
ただめんどくさいからこそ、ほとんどの人がやらないわけです。

そうするときっちりやって身についた人は、たくさんのめんどくさがってやらない人達とかなりアドバンテージをつけることが可能です。

まさに[急がば回れ]ですね。

で、今日は、私がコード理論をまだ判らず、でもなんとかDTM上でコードを鳴らしてみたい!と思ったときに使っていた、裏技的なテクニックを紹介してみたいと思います。

それは結構前からついているcubaseのMIDIプラグイン [chorder] です。
適当なソフトシンセを立ち上げて(画面上では、HALION SONIC SE)、MIDIインサートで[chorder]を選びます。
chorder_1

そしてメニューをみてみると、JAZZやGUITAR MAJOR7などを選ぶことができます。

ためしにJAZZから、C MAJOR TURNS を選んで鍵盤をたたいてみると、あら不思議!指1本しか抑えていないのに、緊張感のあるジャジーな響きが!
chorder_2

さらにいろいろと動かしてみると、さらに違った鳴り方が!

コードの理論がわからなかった頃は、こんな感じでビーツを組んだ後に、ランダムに鍵盤をたたいて良いループができないか試行錯誤していました。
正直これだけでもカッコイイトラックは作れます!

理論はまだまだだけど、とりあえずそれっぽいの作ってみたい!という場合、ぜひ試してみたください、