Tokyo DTM Connection

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DTMでドラムを組むにはどんなツール手法が最適なのか

こんばんは、DJ TAKI-SHITです。


クラブ系のトラックを制作していく上で、一番重要なところは

もちろんドラムですが(因みに2番目はベース)、


DTMシーケンサーで、このドラムを組んでいく際に二つの方法があります。


一つは、オーディオ素材などをそのままシーケンサー上の

アレンジ画面にペタペタに張り付けていく方法。



メリットとしては

トラックごとにそのまま貼っていく感じなので、簡単ですね。

直観的に作っていく事ができます。


しかしデメリットとして、張り付けた後、その素材をポンと

他の素材に変換することができない(できるようにするソフトもありますが)。


それとどうしてもペタッとした質感になるので、跳ね感(スウィング感)の

ニュアンスを出すのもなかなか難しい。タイム感とも言いますね。



もう一つは、サンプラーを使って、その中に音のオーディオ素材などを

詰め込んでいって、MIDIを使って鍵盤などのキーにアサイン(割り当て)

していきながら鳴らす方法。


これには、ハードウェアのサンプラーを使って外部から音を取り込む方法と

DTMシーケンサーに付属している(もしくはインストールされている)

ソフトサンプラーを使ってやる方法があります。こちらは内部MIDIで作っていく形ですね。


それぞれのメリットは、

ハードウェアサンプラー:その個体でしか出せない出音のニュアンスが出せる。

例えばドラムだけAKAIのMPC5000で鳴らすとかですね。


ソフトサンプラー:大概のDTMソフトにデフォルトで付いているのですぐ使える。

内部完結なので、実際のMIDIの配線やオーディオの配線はしなくてもよい、などなど。


デメリットとしては、その逆になりますが、

ハードウェアサンプラー:音質にこだわるとコストが高くつくし、設定がめんどくさいなど

ソフトサンプラー:DTMソフトにデフォルトで入っているものは、

音があんまり良くないなどが挙げられます。



で僕のおススメは、デフォルトではないサードパーティーの

ソフトサンプラーを導入して使うが最も良いと思います。


利点としては

・今時のソフトサンプラーは本当に音が良い。

・トータルリコールが楽。

・画面が大きいから分り易い(ハードウェアサンプラーは画面小さいです、、)

などなど。


でおススメなのが、

NATIVE INSTRUMENTSの[BATTERY]というドラムに特化したソフトサンプラー

もうかれこれ10年近く使ってます。


http://www.native-instruments.com/jp/products/komplete/drums/battery-4/


できることも多いし(多すぎてそこまで使いこなせていませんが..)

何しろ音が素晴らしく良いですね。

あとはパラアウトが出来たりとか、エフェクトが付いてたり

ADSRなどの細かい調整もかなりできます。


使ったことない人は、試してみてください。