Tokyo DTM Connection

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作曲家として寿命に関わる大事な作業

こんばんは、DJ TAKI-SHITです。

あなたは曲をつくるときに、何気なくソフトシンセを立ち上げて、何気なく適当な(ピアノなど)音色をセレクトして、鳴らしていたりしませんか。

トラックメイカー、作曲家としてある一定のクオリティーを保ちながらコンスタントに曲を量産していくためには、効率良くやっていかなければなりません。

そのためにはアイデアを常に瞬時にアウトプットできる体制を整えておく必要があります。
いざ曲を作ろうと思ったときに、適当に選んでしまった音色で、そのまま作っていってしまう。

こんなことって結構ありませんか。

それでは、仕上がりテイストがいつもマンネリ化していってしまいます。
曲を作る日とは別に時間を割いて、音色をチェックするだけの日を設けましょう。

トラックメイカーやアレンジャーの寿命はどれだけの引き出しの広さを持っているかにかかっています。
マンネリ化を避ける為にも、必ず音色だけををチェックする日(時間)を作っていきましょう。

今時のソフトシンセは、一個買うと途方にくれてしまうほど、膨大な量の音色が収録されています。なので、1日では終わら無いことも多々あります。

1日に1時間はチェックするとか、週末は3時間チェックするとか、習慣化していくのがおススメです。

やり方は、一音、一音チェックしていって、「あ、こんな感じの音聴いたことあるな~」と思うものを優先して、また「あーこれは使えそうだ」とか、自分のトラックに合いそうというイメージができるかどうかがポイントです。

いいなと思ったものは、エクセルやスプレッドシートにシンセ名,音色名,備考メモ(~に近い音など)を書き留めておきましょう。

DAW上で、レイティングと言って、ソフトシンセ上で★マークをつけることもできますが、自分専用の音色リストを作った作った方が、印象に残るし、イメージを細かく書いたりもできるので、おススメです。
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この作業は、非常に地味で長時間やっているとどうにかなりそうなときもありますが(苦笑)、音色の微妙なニュアンスを聞き分けることができるようになるという効果もあります。

こうして地道にリストを作成していくと、いざアレンジをする際に音色を選ぶ時間がなくなります。
手間はかかりますが、結果的に間違いなくスキルアップへの早道です。