Tokyo DTM Connection

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ステップ入力 か、リアルタイム入力 か

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こんばんは、DJ TAKI-SHITです。

DTMを始めて、とりあえずガシガシいじり倒し思考錯誤の上、やっとの思いでたどりつくそれっぽい操作とあえば、MIDIの打ち込みです。

このMIDIの打ち込み、普通のDAWで考えるとステップ入力とリアルタイム入力の二つになるワケです。

[ステップ入力とは]
パソコンのキーボードや、MIDIやUSBで繋がった鍵盤のキーボードで、一押し、一押しプログラミングしていくかのように、アレンジウインドウ上に文字通り打ち込みをしていく事です。

[リアルタイム入力とは]
一般的に鍵盤を弾ける人が、メトロノームを鳴らして聞きながら、実際に鍵盤を弾いて音を鳴らす為の信号を入力していく事です。

ちょっとここで抑えておきたい事は、初心者の方はこのMIDIデータの打ち込みを音色そのものをプログラミングしていく事と勘違いしていらっしゃる方がいますが、そうではありません。

MIDIデータのプログラミングというのは、あくまで単なる信号の入力です。
つまりこの音階をこの長さで、この強さで鳴らしてくださいね、という信号のデータに過ぎません。

ハナシが逸れましたが、ステップとリアルとどちらが良いのか。
答えは、臨機によって変えるというのが良いです。

ステップは、スクエアで無機的な感じが欲しい時や、細かく編集していきたい場合に有効です。
リアルタイムは、生っぽいグルーヴや、人間が弾いている感じが欲しい時に使う人が多いです。
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因みに僕がDTMを始めた頃は、もちろん鍵盤なんか弾けないので、ちまちまとステップ入力で細かく打っていっていました。

ただそのうちコード弾きくらいが出来るようになってくると、ステップで入力していくのが煩わしくなり、今ではほとんどリアルタイム入力になりました。

どちらが良いかは臨機だったり、その人次第なんですが、僕が最も良いと思うのは、慣れてきたらとりあえずなんでもかんでもリアルタイムで打ち込みしていって、入力されたデータを後から、編集していく事です。

鍵盤に対して馴染みがない方はなかなか取っ付きにくいかと思いますが、打ち込みしていくのに慣れてきたら、徐々に変えていくと良いでしょう。