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ダイアトニックコードを理解するには

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こんばんは、DJ TAKI-SHITです。

前回に続いて本日もコードの事について書いてみたいと思います。

先日ダイアトニックコードについての講義をしました。

バンド経験者さんや、ピアノ経験者さんは、コードのGを押さえてください、またはEmを押さえてくださいというと、パッと抑えられるんですね。

例えばGコードを構成する三つの音、G、B、D。

 コードを押さえた時に一番下にくる音、ここではGになります。すなわちベースの音になるルートと呼ばれる音ですね。ここの理解に関しては問題ないです。

では、三つの内の真ん中、Bになる音はどういいう役割でどういった働きをするのか、Dの音の名称は何で、どういった役割をするのかというと”むむむ…”となってしまい勝ちですね。

ただまだGのコードを押さえられるというのが凄いですね。

コードを知らない時代の私などは、Gのルートにすらたどり着けないくらいでしたから^^;

この辺りのセオリーやロジックを細かく理解できるようになると次は、ダイアトニックコードを理解することになってきます。

ダイアトニックコードに関しては、以前にも記事にしたことがあります。

ダイアトニックコードを習得しよう

ダイアトニックコードを理解できると、ほとんどの楽曲の分析がそこそこできるようになります。

僕の見解では、数学の公式のような感覚です。

数学の公式を知っているからスムーズに問題が解けるのであり、知らなかったら途方に暮れてしまうくらい時間がかかってしまいます。。

なので、リミックスを作るときや楽曲のリアレンジをする場合、まずは曲の構成やキー、コードがどうなっているのかを知る必要があります。

その際まず始める作業は、音楽制作とは言い難く、セオリーという公式を使って、問題を解いていくような、分析分解をしていく作業になります。

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音楽的にイマジネーションを膨らましたり、右脳を働かせるのはその分析が終わった後ですね。

ある種効率的に制作をやっていこうと思ったら必須のロジックと言えるでしょう。

では、ダイアトニックコードをどうやって理解して覚えていったらよいのか。

いまだよくわからないという場合は、ダイアトニックコードは “和音のドレミファソラシド”であるという風に覚えておきましょう。

楽曲分析していく中で主要に出てくる和音というのは基本的に7つしかなくその中で進行上動いているものである、こんな風にとりあえずは理解をしておくと良いです。

もちろん本来はそんな一筋縄ではいかないものですが、どうも理解しづらい…という場合は、まずはそんな感覚で覚えておくと良いです。